2017/02/05(日)デバドラ作成第一歩

■デバドラ開発環境準備

基本的にここを参考にした
http://tomosoft.jp/design/?p=4867



1.パスワード設定
pi@raspberrypi:~$ sudo passwd root
Enter new UNIX password:

2.rootになる
pi@raspberrypi:~$ su -

3.環境を最新にする
環境が最新の場合、不要である場合がある
3.1 root@raspberrypi:~# apt-get install build-essential
3.2 root@raspberrypi:~# apt-get install git


先頭に記載のリンク先のmakeの箇所で、エラーが出るので以下を参考に
https://www.raspberrypi.org/forums/viewtopic.php?f=91&t=154749
以下を実行
root@raspberrypi:/home/pi/hello-module# sudo apt-get install raspberrypi-kernel-headers
実行結果
root@raspberrypi:/home/pi/hello-module# sudo apt-get install raspberrypi-kernel-headers
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
以下のパッケージが新たにインストールされます:
raspberrypi-kernel-headers
アップグレード: 0 個、新規インストール: 1 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
14.3 MB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 104 MB のディスク容量が消費されます。
取得:1 http://archive.raspberrypi.org/debian/ jessie/main raspberrypi-kernel-headers armhf 1.20161125-1 [14.3 MB]
14.3 MB を 21秒 で取得しました (654 kB/s)
以前に未選択のパッケージ raspberrypi-kernel-headers を選択しています。
(データベースを読み込んでいます ... 現在 133926 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
.../raspberrypi-kernel-headers_1.20161125-1_armhf.deb を展開する準備をしています ...

再度makeしてみる
root@raspberrypi:/home/pi/hello-module# make
make -C /lib/modules/4.4.34-v7+/build M=/home/pi/hello-module modules
make[1]: Entering directory '/usr/src/linux-headers-4.4.34-v7+'
CC [M] /home/pi/hello-module/hellow-1.o
Building modules, stage 2.
MODPOST 1 modules
CC /home/pi/hello-module/hellow-1.mod.o
LD [M] /home/pi/hello-module/hellow-1.ko
make[1]: Leaving directory '/usr/src/linux-headers-4.4.34-v7+'
root@raspberrypi:/home/pi/hello-module#
成功!

ドライバインストールする
root@raspberrypi:/home/pi/hello-module# insmod hellow-1.ko
出来ているか確認・・・
root@raspberrypi:/home/pi/hello-module# tail -2 /var/log/syslog
Feb 5 01:04:41 raspberrypi kernel: [ 3700.369941] Hello world 1.
Feb 5 01:04:41 raspberrypi rsyslogd-2007: action 'action 17' suspended, next retry is Sun Feb 5 01:05:11 2017 [try http://www.rsyslog.com/e/2007 ]
削除する
root@raspberrypi:/home/pi/hello-module# rmmod hellow-1.ko
確認
root@raspberrypi:/home/pi/hello-module# tail -2 /var/log/syslog
Feb 5 01:08:07 raspberrypi kernel: [ 3905.559824] Goodbye world 1.
Feb 5 01:08:07 raspberrypi rsyslogd-2007: action 'action 17' suspended, next retry is Sun Feb 5 01:08:37 2017 [try http://www.rsyslog.com/e/2007 ]
できてる!
が、action 17うんたらと想定外の記載
ここを参考に
http://qiita.com/sakasa/items/47f58da8eda7d792ab10
$ sudo vi /etc/rsyslog.confで編集

action17の出力がなくなり無事成功



■参考
http://tomosoft.jp/design/?p=4867

2017/02/05(日)Raspberry Pi3 Model B のセットアップ

Raspberry Pi3 Model B を購入した。


■本稿について
・購入~別PCからの無線LANアクセス(SSH)までを雑に説明


■必要なもの
1.マイクロUSBコネクタで十分な電力が供給できる環境
2.uSDカード(4GB)
3.HDMLケーブル
4.USBマウス/キーボード


上記が揃っていればOK。設定後は電源供給用ケーブルだけで、その他は不要になる。(無線LANでSSHアクセス)

■手順
1.uSDをフォーマット
https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/
からフォーマッターをダウンロードしてuSDをフォーマット

2.NOOBS(OS準備用ファイル)をuSDに保存
https://www.raspberrypi.org/downloads/noobs/
でダウンロード可能 LITEとスタンダード版があるが、スタンダード版を選択。
LITEはデスクトップ環境が無い版らしい。コマンドラインのみしか使わないのなら良さそう。
zipファイルを回答してuSDのルートにまんま保存。

3.起動
uSDを指して、マウス、キーボード、HDMIを接続してから、電源(マイクロUSB)を供給
Linuxのセットアップなど無しにいきなりデスクトップ画面まで到達(途中無線LANの設定があったかも。)

4.無線設定
デスクトップ画面から右上のアイコンから設定可能。IPアドレスを固定にして、後ほど別PCからアクセスする。

5.SSHの設定
コマンドで 
raspi-config する。
Advanced Options を選択。
SSH を選択
enable にする。これで別PCからアクエス可能に。


以上を終えれば、別PCから無線LAN越しにSSHでアクセス可能に。これでラズパイはUSBでの給電のみでOKになる。


■個人的な話
ボード屋(セット屋)である自分がボード開発してくなかで、ソフトを知らないといろいろ不便(ソフト屋さんに頼ること)があるのでそれを自分でなんとかできるようにしたいと思った。各種レジスタ設定値やその制御仕様をソフト屋さんに出すが、その領域に踏み込んで行きたいというのが今回のモチベーション。
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